明徳義塾が春夏連続甲子園へコールド発進 馬淵監督「夏は生き残っておかないと」

 「高校野球高知大会・2回戦、明徳義塾8-1土佐」(21日、春野総合運動公園野球場)

 第1シードの明徳義塾が試合中盤からたたみかけ、8回コールド勝利。春夏連続の甲子園出場へ白星発進した。

 先発したエース左腕・代木大和投手(3年)は、この日は制球重視の投球で8回1失点。直球のスピードは130キロ台中盤ながら、抜群のコントロールと鋭く曲がるカットボールで9三振を奪った。しかし八回に失策も絡んで1点を失い「コントロール重視でいってそれなりには抑えられたが、気持ちの面で余裕がなかったというか、詰めの甘さが出た」と、試合後は反省が口を突いた。

 打線は三回に押し出し四球で先制。軟投派の相手投手を打ちあぐねたが、中盤から調子を上げた。五回に池辺由伸内野手(2年)、八回にも梅原雅斗内野手(3年)の2点適時打などで得点を重ね、コールド勝利。馬淵史郎監督(65)は「初戦はどこと戦っても硬い。次は攻撃らしい攻撃をしたいね」と、淡々と試合を振り返った。

 簡単に打ち上げるなど“らしくない”場面も見られた。課題の解消、修正は必要だが、馬淵監督は「夏は生き残っておかないといかん。どういう試合をしようとも、それが一番大事なこと」ときっぱり。次戦は23日。甲子園をつかみとるために、まずは勝つ。

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