原巨人 前半戦ラス闘で後半戦テスト ヤクルト2連戦、一塁中島・左翼ウィーラー
巨人・原辰徳監督(62)が12日、前半戦最後のカードとなる13日からのヤクルト2連戦(東京ド)の起用法について「ナカジ(中島)をファーストで、ウィーラーをレフトでっていうのもあるね」と明かした。
10日・阪神戦で右手甲に死球を受けた梶谷が「右第3中手骨骨幹部骨折」と診断され、長期離脱は避けられない状況。8月中旬の後半戦スタートに間に合わない可能性がある。主力が抜けた穴を全員でカバーし、後半戦に向けた準備を整えるという意味合いもあるだろう。
ウィーラーを左翼で起用し、一塁に中島を入れるのもオプションの一つ。前半戦最後のカードの起用法について「疲労とか、いろんなことも(考えて)ね。しかし、あと2試合だからね」とナインに奮起を促した。
前カードの首位・阪神との直接対決3連戦で勝ち越し上昇気流に乗りそうな巨人。総力戦で臨み、後半戦で一気に巻き返す。