オリックス 7年ぶり首位ターンお預け 宮城7回4失点も中嶋監督力投ねぎらい

 「ソフトバンク7-4オリックス」(11日、ペイペイドーム)

 オリックスは引き分け以上で7年ぶり首位ターンが決まるところだったが、前夜に続いての逆転負け、うれしい数字はお預けとなってしまった。

 ソフトバンク戦初登板となった宮城が7回4失点。中嶋監督は、この結果には「初めてのマウンド、初めての相手、疲れ…。いろんな要素があるから。でもあそこまで投げてくれたんだから」と力投をねぎらった。

 また23打席ぶり安打の杉本、本塁打を含む2安打のジョーンズなど好材料も「1人でもああして上がってくれたら」と評価した。

 それよりも三回の挟殺プレーでのミスからの失点を問題視。「一番落ち着いていたのが宮城だから」と苦笑しつつ、挟殺プレー中に走塁妨害を犯したT-岡田ら他の野手陣には「大いに反省してもらわないと」。五輪休暇期間に「基本をもう一回」と後半のダッシュに向け課題を挙げた。

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