中日・福留 復帰後本拠地初弾!五回2号ソロ、猛打賞で3連勝に貢献

 「中日6-2DeNA」(10日、バンテリンドーム)

 中日・福留が本拠地で復帰後初の本塁打となる2号ソロ。「追い込まれていたので食らい付いていこうと思った」と笑顔。中日のユニホームで、本拠地でホームランを打つのは2007年6月11日のロッテ戦以来14年ぶりだ。

 4点リードの五回1死から変化球を右翼席へ。「泳いだ分、この球場は広いのでどうかなと思った」。高いフェンスを軽々と越える一発だった。

 チームのOB・大島康徳さんが6月30日に亡くなった。06年のWBCでは打撃コーチ。準決勝・韓国戦で代打本塁打を放つ直前、ベンチ裏で声を掛けてくれたのが大島さんだった。「孝介行くぞ。行ってこい」。その言葉に背中を押されて先制2ランを放った。今でも「僕の大きな財産。感謝している」と胸に刻む。今季2度目の猛打賞も記録し、3連勝に貢献した。

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