DeNA エスコバーが痛恨被弾 八回勝ち越し2ラン浴びるも三浦監督責めず

 「広島5-3DeNA」(8日、マツダスタジアム)

 一振りで試合を決められた。DeNAは3-3と同点の八回2死二塁、5番手でマウンドに上がったエスコバーが代打・長野に痛恨の勝ち越し2ランを浴びた。カープファンの歓声に包まれる球場で、左腕は肩を落とした。

 それでも三浦監督がエスコバーを責めることはなかった。この日で6戦連続登板、試合前まで11戦連続無失点の左腕に寄せる絶大な信頼は変わらない。

 7日の試合では山崎が八回に同点打を浴びた。今季は七回・エスコバー、八回・山崎、九回・三嶋と形ができていたが、この日は八回に左腕を起用。その意図を「総合的に判断して」と説明した。

 9日からは1・5ゲーム差の4位中日との3連戦。指揮官は「初戦を取れるように、全員でやっていくだけ」と言葉に力を込めた。

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