DeNA 巨人にやっと勝った!12戦目で初、宮崎決めた逆転7号2ラン

 「DeNA3-2巨人」(4日、神宮球場)

 待ちに待った瞬間だった。DeNAは九回1死一、二塁、守護神・三嶋が一打サヨナラのピンチを招くも、ウィーラーを遊ゴロ併殺打に仕留めた。3分けを挟んで8連敗していた巨人に対し、今季12試合目でようやく初勝利。三浦監督は「対ジャイアンツではやっと一つ勝てましたけど、一つ勝ったことによって流れも変えていけると思います」と声を弾ませた。

 霧雨の中、先発の大貫が二回にスクイズで先制を許した。それでも三回2死一塁から宮崎が左翼席に逆転の7号2ラン。前日に左肩の違和感で途中交代していたベテランは試合前に指揮官の「どうだ」の問いかけに「大丈夫です!!」と一言。何とか負の連鎖を断つために、ナインも必死だった。

 1点リードの七回1死二塁では主将・佐野が適時二塁打。今季の巨人戦では、得点圏に走者を置いた場面で放った初安打が価値あるタイムリーとなり、投手陣も奮闘。大貫が5回2/3を1失点にまとめると、必死のリレーでリードを守り切った。

 指揮官は「本当にみんな最後までよく踏ん張ったと思います。こういう接戦を取れたのは大きな1勝」と大きくうなずいた。6日からは前半戦最後の9連戦に臨む。「一戦一戦を全員で戦っていくだけです」。因縁の相手を撃破した勢いを糧に、上位浮上を目指す。

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