ヤクルト・奥川 甲子園凱旋!4勝目お預けも猛虎打線に7回4安打1失点

 「阪神1-6ヤクルト」(1日、甲子園球場)

 ヤクルト・奥川が笑顔を満開にさせた。チームの勝利だけを願って投げた87球。「懐かしいなと思いながら、すごくワクワクした。今日のゲームはすごく面白かったです」。甲子園の凱旋登板で7回4安打1失点。聖地で輝いた。

 悔やんだ1球が、さらに奥川を強くする。六回だった。梅野に対して、「迷いがあった」中で投じたスライダーが甘く入った。痛恨の先制アーチを被弾すると、天を仰いだ。1球の大切さを学び、「中途半端なままいってしまった」と反省の中に収穫を見つけた。

 プロ野球選手として、甲子園に帰ってきた。石川・星稜高時代に4度立った舞台。見えた景色の違いは「デーか、ナイターか」と笑う。試合前には165球の熱投で制した3年夏の智弁和歌山戦を「よく頑張った試合」と話していたが、「(今日?)どっちも頑張りました!!」とちゃめっ気たっぷりに振り返った。

 チーム一丸となってつかんだ勝利で、連敗は「4」でストップ。自身4勝目はお預けとなったが、プロへと導いた場所で奥川はまた成長を遂げた。

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