オリックス、334日ぶりの若月弾で単独首位!中嶋監督の辛口ゲキが後押し

 「オリックス5-0ロッテ」(30日、京セラドーム大阪)

 オリックス・若月の打球が左翼スタンドに消えると、一塁ベンチは最高潮の盛り上がり。両手を突き出し、誰よりも派手なガッツポーズを見せたのは中嶋監督だった。

 1点リードの四回2死一、三塁。若月は鈴木の2球目を豪快に振り抜く3ラン。昨年7月31日以来、334日ぶりの一発だ。

 「うれしいですね」

 試合前の時点で打率・175。早出特打を行うなど必死な姿に指揮官が直接指導した。若月が明かす。

 「“お前は(打率)170の打者じゃない220の打者だろう”って、ちょっとショックでした(笑)。後押しをもらったので頑張ろうと思いました」

 開幕時は頓宮、伏見に次ぐ3番手捕手。昨季までの正捕手の座は奪われた。それでも腐ることはなかった。

 「監督はすごい人ですし毎日が勉強になる。試合に出られない時間もたくさんあった。その中でもいろいろ話をしてもらった」

 課題だった配球の研究、捕球姿勢など一から取り組んだ。指揮官はその姿をしっかり見ていた。6月は先発試合で6勝1敗2分け。中嶋監督は「いつも出てた選手なんで思うところはあると思うけどキレることなくチームに貢献してくれている」と高評価した。

 チームは再び単独首位。日替わりヒーローの活躍で6月は驚異の16勝4敗3分け。この勢いは止まりそうにない。

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