オリックス・中嶋監督 引き分け反省も粘りは評価「負けなかったですね」
「オリックス3-3西武」(26日、京セラドーム大阪)
オリックスは2点を追う七回に吉田正の一発と杉本の三塁打、T-岡田の適時打で同点に追いついた。
九回も平良を攻め1死一、二塁とするが、ロメロ、大城は連続三振で引き分けに終わった。
中嶋聡監督は「負けなかったですね。でも、なかなか最後、打ち崩すのは難しい投手ですけど、なんとか、なんとか1点取りたかったですね」と悔しさをにじませた。
平良は2四球と制球に苦しんでいただけに、得点の好機はあった。「あんまり、そこまで絶好調という感じではないので、それでもつなごうという意識もあった。(13残塁と)残塁が多かったので1本出ていればというのはありますけど、次、頑張ってもらいます」
吉田正の一発から同点に追いついた。「追いかけるという意味で非常に大きいホームランですし、ラオウの三塁打、T-岡田のヒット。そういうところがしっかりつながってくれたら点になる」ここ5試合、2桁安打がないが、中軸に当たりが戻りつつある。
前日はリードを守り切れなかったリリーフ陣だったが、山崎福のあと、漆原、富山、張奕、平野佳と無失点でリレー。「自分の役割をしっかり力を出してくれたと思います」
8連戦も27日がラストとなる。「(疲れは)もちろんありますけど、あともう1試合頑張ってもらいます」。27日は先発に宮城を立て、連敗を止めにいく。