巨人・原監督がリーグトップ7勝目の戸郷に「まだ『途上』だから。『戸郷』じゃない」

7勝目を挙げ、カメラマンに向かってポーズする巨人・戸郷翔征=甲子園(撮影・飯室逸平)
力投する巨人先発の巨人・戸郷翔征=甲子園(撮影・飯室逸平)
阪神に勝利しタッチして喜ぶ坂本(左端)ら巨人ナイン=甲子園球場
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 「阪神2-6巨人」(19日、甲子園球場)

 巨人の原監督がリーグ単独トップとなる7勝目を挙げた戸郷を独特の表現でたたえた。

 「まあまあ、でもまだまだ『途上』だから。『戸郷』じゃないから」と話し、にやりと笑った。

 戸郷は6回を終えた時点で110球だったが、七回2死で迎えた3打席目も代打を送らなかった。この場面について問われると、「迷いなく。何で?やっぱりあそこはいってもらおうと思っていますね」とコメント。指揮官の期待に応え、戸郷は七回を三者凡退で切り抜けた。

 右腕は7回6安打2失点で試合を作った。原監督は「先発ピッチャーがね、今日のような形のなんというか緊張感のあるゲームを作るということはね、非常に重要なことだと思っております」と先発としての働きを称賛。「優貴(高橋)にも頑張ってもらって」とカード勝ち越しがかかる20日の阪神戦に先発する高橋に奮起を促した。

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