日本ハム・上沢が3安打1失点完投勝利「僕の投げる試合は計算してもらえるように」
「ソフトバンク1-2日本ハム」(18日、ペイペイドーム)
日本ハムの上沢直之投手は9回3安打1失点で今季チーム初の完投勝利を飾り、自身も6連勝となった。
序盤から変化球を低めに集める丁寧な投球が光り、六回までタカ打線を1安打に封じ込み圧倒した。七回には自らのボークで失点したが、「審判団の方にちゃんと説明してもらったので、理解できた」と気持ちを切り替えた。
九回には先頭の三森に中前打を浴びると、続く中村晃が犠打で送り1死二塁のピンチを招いた。だが、栗原を149キロの直球で空振り三振。柳田には申告敬遠で、迎えた長谷川をフルカウントから149キロの直球で左翼方向へのフライに。左翼手・西川のスライディングキャッチの好プレーもあり失点せずにゲームを締めくくった。
チームは首位・楽天とは9ゲーム差ある。それでも上沢は、巻き返しに向け「僕の投げる試合はある程度計算してもらえるように頑張りたい。投手陣もルーキーの伊藤だったり、みんな頑張っている。僕もみんなに負けないようにと思って頑張っていきたい」と力を込めた。