オリックス4年ぶり2位 中嶋監督「4年前はハムにいましたから」

 3回、2ランを放ち、笑顔で迎えられるモヤ(撮影・金田祐二)
 3回、適時二塁打を放ち、ガッツポーズの杉本(撮影・金田祐二)
 7勝目を挙げ笑顔の山本(撮影・金田祐二)
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 「楽天2-5オリックス」(18日、楽天生命パーク宮城)

 オリックスは二回に杉本の一発で先制、三回にはモヤの一発など一挙5点を奪う猛攻で涌井をKO。

 投げては山本が初回に31球と粘られながらも6回2失点(自責1)にまとめ7勝目。

 2017年5月28日~6月4日以来となる7連勝で、同じく4年ぶりの単独2位に浮上した。

 中嶋聡監督は先発の山本については厳しい評価。

 「あんな簡単に四球を出す投手じゃない。粘られたのもあるんですけど。粘るという作戦は難しいんで。(対策を)いろいろバッテリーで探していくべきだと思う。もう少しできたことがあるのかなと思う」

 打線は序盤に5得点で山本を強力に援護した。

 「初回の球数とかを見ていたら苦しくなるのかなと、あれだけポンポンと取ってくれたら投げやすくなりますよね」

 先制点は二回、杉本の一発。

 「こっちは(初回)9球で終わってるので(相手打線に)粘られて雰囲気あれかなというところで長打。流れを持ってきたなと思いますね」

 交流戦優勝の良い雰囲気をそのまま持って来られた。

 「雰囲気的にはそうですね。そうですけど、もっとやれることがあったんでは。淡泊ではないですけど。もうちょっとちゃんと攻撃できるように。向こうにプレッシャーをかけていかないといけないのにできなかったのは反省。いきおいじゃなく、やれることをやる。チーム力を上げていくためにはそういうことをやっていかないといけない」

 四回以降はわずか2安打。九回は先頭の伏見が二塁打で無死二塁と追加点を挙げる絶好のチャンスがあっただけに厳しい言葉となった。

 4年ぶりとなる単独2位。

 「ああ、そうですか。4年ぶり?ああそうですか。4年前はハムにいましたから」

 首位・楽天とは1ゲーム差。19日の先発は宮城。勝てば並ぶ。

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