「楽天２－５オリックス」（１８日、楽天生命パーク宮城）

　交流戦優勝の勢いは本物か。オリックスが首位楽天に快勝。１引き分けを挟んで７連勝とした。ゲーム差なしで２位だったソフトバンクも敗れたため、首位と１ゲーム差の２位に浮上した。

　先発の山本由伸投手は三回に２死一、三塁から浅村の二ゴロ失策の間に１点。五回には２死二塁から浅村に適時打で２点目を失うが６回を投げ３安打、６奪三振の２失点（自責１）でハーラートップタイの７勝目。

　「調子自体は悪くなかったと思いますが、球数が多くなってしまい、少し苦しいピッチングになってしまいました。ただ、その中でも、しっかりとリードを保ってリリーフ陣につなぐことができたところはよかったですし、なんとかゲームを作ることができたと思います」と振り返った。

　打線は楽天先発の涌井を攻略した。二回、杉本の右越え１４号ソロで先制。三回には宗の左前適時打、杉本の適時二塁打、モヤの右中間への２ランで４点を奪い突き放した。