巨人・坂本 マー君と13年WBC以来の再タッグで金奪取だ
東京五輪に出場する野球日本代表「侍ジャパン」が16日、都内で会見を行い、出場内定の24選手を発表した。
代表入りした巨人・坂本勇人内野手(32)は、2013年WBC以来となる楽天・田中将との再タッグ結成で金メダル奪取を誓った。
再び同じユニホームに袖を通す時がきた。小学校時代、兵庫県伊丹市の少年野球チーム・昆陽里タイガースでバッテリーを組んだ2人。坂本はまだ連絡は取っていないと明かしつつ「まさかオリンピックが東京で行われて、また小中(学校)一緒のチームメートだった選手と一緒に代表のユニホームを着てプレーできるのはいろんな感情があるとは思いますけど、うれしく思います」と言う。
国際大会の経験は豊富だが、五輪の舞台は初めて。「僕も経験したことがない大会ですし」と未知の戦いに思いをはせた。稲葉監督からは田中将とともに、チームを引っ張る役割も求められている。
「目標は金メダル。それだけだと思うので」と力を込めた坂本。幼なじみ2人が投打の中心となり、公開競技だった1984年・ロサンゼルス五輪以来となる悲願の金メダル獲得へ向けて突き進む。