ロッテ異例2日連続トレード “バズーカ”補強へ中日と“加藤”トレード

 ロッテは15日、加藤翔平外野手(30)と中日・加藤匠馬捕手(29)のトレードが成立したと発表した。14日に有吉をリリースし、DeNAから国吉を獲得したばかり。異例の2日連続トレードとなった。

 チームは捕手の補強が急務だった。正捕手の田村が4月末に左大腿(だいたい)二頭筋肉離れで離脱。柿沼、佐藤都らが支えてきたが、盗塁阻止率.211はリーグワーストだ。さらに投手陣もリーグワーストのチーム防御率4.10。リード面で投手をけん引し、相手の足攻めを封じられる存在が必要だった。

 補強ポイントに合致したのが中日・加藤だった。19年には92試合に出場した経験を持ち、「バズーカ」と称される強肩が武器。「監督が(青学大)の先輩なので、リーグ優勝、日本一になって胴上げできるよう頑張りたいです」と新天地での活躍を誓った。

 すでに田村は2軍で実戦復帰しており、加藤が加わることで捕手層は一気に厚みが増す。首位・楽天とは3.5ゲーム差。05年以来のリーグ優勝へ態勢を整えた。

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