オリックス・中嶋監督 快投6勝目の宮城に「期待通りというか、まだまだできる」
「オリックス3-1巨人」(9日、京セラドーム大阪)
オリックスは宮城が七回2死までノーヒットノーランの快投で6勝目。打線も宗が初回に5号ソロで先制、四回に伏見が3試合連続打点となる適時打。1点差に迫られた七回には代打・ジョーンズの適時打と効果的に得点を挙げ快勝。
交流戦3位に浮上した。
中嶋聡監督は宮城について「いろんな修正もかけてまっすぐのコントロール良かったと思いますよ。今まで投げた通りにどんな場面であっても自分のボールを投げられるのが彼の強み」と絶賛。
その成長ぶりについては「すごいですよね。誰もが認めている。期待通りというか、そのくらい期待していましたし、それ以上ともいえるしまだまだできるとも思う」とさらなる伸びしろに期待を寄せた。
ノーヒットノーランは逃した宮城だったが、7回99球で交代となった。
「ホームランはちょっとあれでしたけど、早く(ヒットを)1本打たれてくれと思った。球数がかさむなと思って見てました。ホームランじゃなくても代えていたと思う」
前日には守備でミスを犯した福田は2安打と気迫を見せた。
「皆さんご存じの通り負けん気の強い選手。やり返してくれる」
この試合では紅林がベンチ入りを外れた。
「ナイショ。明日は大丈夫やと思う。体調不良とかではない。ちょっとしたチェックだけ」
これまで無観客だったが、8日からスタンドにファンが戻ってきた。
「うれしいですね。野球をやっているというか。無観客は寂しいのでありがたいですね」
借金は1となった。10日は今季9度目となる5割復帰に挑戦する。
「明日勝てるようにしっかり勝てるようにいきます」
山崎福を先発に立て勝ちに行く。