オリックスAJ 東京五輪出たいん打!米国代表入りへアピール 日米通算998打点
「オリックス3-3巨人」(8日、京セラドーム大阪)
オリックス・ジョーンズが米国代表にアピールする一打を放った。完封負けの予感もよぎった八回1死一、三塁で、中川から三遊間を破る左前適時打。1カ月ぶりの今季10打点目となり、これで日米通算998打点とした。
「いい結果になったと思う。なかなか自分の思う打撃、チームが期待する打撃ができなかったけど、とにかくチームに貢献できるように考えてきた」
この一打がチームに勇気を与え、逆転への流れを呼び込んだ。
5月15日に両股関節の違和感で登録抹消。2軍戦2試合を経てこの日、昇格。故障の中、奮い立たせる出来事があった。米国代表がアメリカ大陸予選を勝ち抜き東京五輪出場を決めたのだ。
「厳しい戦いを勝ち抜き五輪に出ることが決まったことはうれしい。(代表チームと)コンタクトは取っている。自分が健康でいいパフォーマンスをしていくことによって選ばれることはある」
チームに貢献することが五輪への近道と信じる。「米国が侍ジャパンを倒すかもしれないよ」と不敵な笑みを見せた。