中日前コーチ・門倉健氏が自宅に戻る 妻・民江さんブログで「鬱病の診断」明かす

 中日の前2軍投手コーチで、5月中旬から行方が分からなくなっていた門倉健氏(47)が、6日夜に自宅に戻ったことが7日、同氏の公式ブログで発表された。

 妻・民江さんが「御報告」と題して更新。「夫、門倉健が昨夜、無事、自宅に戻りましたことを謹んでご報告申し上げます。皆様にはこれまでご心配をおかけし、大変申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます」とつづった。

 さらに「私たち家族は無事に帰って来てくれたことにとても喜んでおりますが、医師の治療を要する状況と思われたため、本日、医師の診察を受け、鬱(うつ)病と診断がありました。当面の間、治療と静養が必要な状況です」と続けた。

 ブログによると、門倉氏は現在、民江さんら家族でも失踪した理由や経緯を確認できる状態ではないという。そのため今後は医師の指示に従って治療に専念。病状が回復した後、今回の失踪について説明する場を設ける予定だという。

 門倉氏は5月15日に練習を無断欠席し、同16日に家族から愛知県警に捜索願が出された。その後、中日球団に郵送で直筆の退団届が届き、本人のものと確認できたため受理。26日に退団が発表された。

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