DeNA9点差から薄氷星 三浦監督ヒヤヒヤも「流れを渡さなかった」
「DeNA11-9ロッテ」(5日、横浜スタジアム)
DeNAは猛追を耐えしのぎ、薄氷を踏む思いで得た勝利。三浦監督も「相手があることなので、いろいろな展開はある。大量点で追いつかれなかったのもあるが、守備も再三いいプレーで流れを渡さなかった」と選手をたたえた。
序盤の点の取り合いから、1点リードの四回に伊藤光、佐野の連続適時打、オースティンの左中間への2ランで一挙5得点。続く五回も3点を奪い、9点差と突き放し試合の主導権を握った。
前夜の試合で終盤の追い上げを見せ「昨日は打線がつながり、その流れでいい入り方ができた」と三浦監督。だが、この日は逆に相手の猛追を受け、11-7で迎えた九回にエスコバーが加藤の2ランを浴びて2点差まで迫られるが、最後は守護神・三嶋を投入して逃げ切った。
指揮官は「すんなりいければ良かったが、最後は三嶋がよく締めてくれた」と安どの表情。ともあれ交流戦1位の中日とは、わずか1ゲーム差だ。好調な打線を武器に、初の交流戦優勝を狙っていく。