西武・内海 3日古巣に恩返し星だ「粘り強く一人一人抑えて」
西武の内海哲也投手(39)が、6月3日の巨人戦(東京ドーム)で今季初先発する見込みとなった。2004年から18年まで15年間在籍した古巣とは初対戦となる。
巨人時代に133勝をマークし、2度の最多勝に輝いた。31日にカーミニークフィールドでの1軍投手練習に合流した左腕は「『やっときた!』といううれしい気持ちと、『緊張するかな?』という不安な気持ち。頑張ってきて良かったな」とコメントした。
移籍3年目の今季はイースタン7試合に登板して4勝0敗、防御率1・80の好成績。新型コロナウイルスで陽性と判定された源田の濃厚接触者として特定されたニールが先発ローテを外れ、内海にチャンスが巡ってきた。
左腕は「目の前の打者を丁寧に抑えていくことの積み重ね。粘り強く1イニングずつ、一人一人抑えていくことだけを考えて、最終的に長いイニングを投げられたら」と意気込んだ。