DeNA 交流戦開幕5発花火!10得点大勝 三浦監督「いいスタート」

 「DeNA10-3オリックス」(25日、横浜スタジアム)

 本拠地・横浜スタジアムで最高のスタートが切れた。DeNA打線が今季最多となる1試合5本塁打、先発野手全員安打で10得点と大勝した。

 主将の一本はチームにとっても、自身にとっても大きな一発になったに違いない。佐野が五回無死一塁、オリックスの2番手金田から4日の中日戦(バンテリン)以来の5号2ランを放った。「自分のスイングはできた」とうなずいた。

 勝利に貢献した一本だが佐野は「ここまで負けてきたのは、いい場面で僕が全く打てなかったから」。佐野が打てなくても、助け合うのが野球だ。この試合もそうだった。

 二回無死一塁、オリックス先発の山岡から宮崎が先制の5号2ラン。2死から、大和が今季初本塁打を放った。四回には無死二塁でソトが6号2ランを放ち、五回にも2打席連続となる7号ソロを放った。

 チームは2016年から交流戦の初戦が5連続白星(昨年は中止)となった。三浦監督は「いいスタートになったのはよかった。これをどうつなげていくか」と明日を見据えた。

 一つの勝利で最下位は抜け出せない。だが残り95試合、佐野は「活躍できるようにと自分に言い聞かせ、やっていきたい」。チームが浮上するには主将の一打が何本あってもかまわない!!

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