ヤクルト11残塁…高津監督、3三振の村上に奮起促す
「ヤクルト3-5DeNA」(21日、神宮球場)
拙攻で逃した敗戦を、ヤクルト・高津監督は厳しい表情で受け止めた。9安打3得点で、残塁はDeNAを上回る「11」。「四死球をもらいながらそこを生かせなかったのが反省ですね」。クリーンアップがわずか1安打に沈んだ。
三者凡退は九回だけだった。9安打を放ち、もらった7四死球。それでも3併殺打に、村上の3三振など、好機を生かしきることができず、高津監督も「1本打っていればというところ」と唇をかみしめた。
強く、冷たい雨が降りしきった神宮での敗戦。これで対DeNA戦は3連敗となった。3三振を喫した村上に、指揮官は「明日は打つんじゃないですか」と奮起を促す。湿りがちな打線の復活で、この悔しさを晴らすしかない。