オリックス 声援を力に4位浮上!京セラ無観客継続に中嶋監督切実な思い

 「オリックス9-4楽天」(14日、ほっともっとフィールド神戸)

 本塁打ならサイクル安打。八回、夢を乗せたオリックス・宗のセンターへの飛球は、フェンスオーバーとはならず中飛に。それでも、ほっと神戸のスタンドが沸いた。

 緊急事態宣言下で、4月22日以来のホームでの有観客試合。ファンの声援の後押しを受けて首位・楽天に大勝。4日以来の4位に浮上した。中嶋監督は切実な思いを吐露した。

 「やっぱり全然違いますね。うれしいですし、選手の活躍に対しての拍手であるとか全然違う。なんで大阪だけダメなんやろう?知事と市長に訴えたい」

 11日までだった緊急事態宣言は延長された。だが東京都、兵庫県は5000人までの観客動員が許されたのに対し、京セラドームだけが大阪府からの要請で無観客継続となった。そこに納得がいかない。

 「全然違う。無観客だったら自分たちで勝手に盛り上げないといけない。気持ちの盛り上がり方が全然違う。きょうみたいにいっぱい入ってくれるのは非常にありがたい」

 打撃陣の快音に盛り上がり、投手陣の踏ん張りに声援が送られる。チーム状態が上向く中、そんな当たり前を望むのは当然だろう。

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