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広島新庄が優勝 昨秋中国王者が春も躍動 1番・平田が祖父母に贈る先制&V打

勝ち越し打を放った平田 
得点が入り喜ぶ新庄ベンチ 
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 「春季高校野球広島大会・決勝、広島新庄7-2呉港」(9日、みよし運動公園野球場)

 決勝が行われ、昨秋の中国大会の覇者で選抜大会に出場した広島新庄が7-2で呉港を下し、3年ぶり3度目の優勝を果たした。1番の平田龍輝外野手(3年)が先制打と勝ち越し打をマークするなど4安打の固め打ちで勝利に貢献した。広島新庄は6月5日から鳥取県で開催される春季中国大会に出場する。

 最後の打者を打ち取ると、新庄ナインはマウンドへと駆け寄った。春の頂点をつかみ取った宇多村聡監督(34)は「持ち味を発揮してくれた大会だったと思う」とたたえた。

 リードオフマンがチームを勝利に導いた。0-0の四回2死一塁から1番の平田が先制となる右越え適時三塁打を放つと、1-1の六回2死三塁では右前へ勝ち越しとなる適時二塁打。4安打の固め打ちで存在感を発揮した。「いつも通り振ることを心掛けていた。打てて良かったです」と笑みを浮かべた。

 感謝の思いをバットに込めた。離婚のため幼い頃に母と別れ、父は小学生の頃に交通事故で亡くなった。そんな中、支えになったのは祖父母だった。祖父・弘美さんが監督を務める少年野球チームに所属し、無我夢中に白球を追いかけた。この日は球場に観戦に訪れ、「頑張れ」とエールを送られたという。グラブには親代わりに育ててくれた恩返しの意味も含めて「絆」と刺しゅうを入れている。「結果を残せて良かった」。活躍は祖父母への孝行になった。

 投げては先発の西井が4回1失点、2番手秋山が5回1失点と好投した。選抜でエースナンバーを背負った花田は今大会は右手首の違和感で控えに回ったが、自慢の守り勝つ野球を体現。選手層にさらに厚みが増した。

 目指すは16年以来となる夏の甲子園切符だ。「一戦一戦、戦っていきたい」と指揮官。春の経験を武器に、さらにレベルアップを図っていく。

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