オリックス・中嶋監督 厳しい表情も「返していったのはいい経験」粘りは評価

オリックス・中嶋監督=ZOZOマリンスタジアム(撮影・三好信也)
5回5失点のオリックス先発・山岡=ZOZOマリンスタジアム(撮影・三好信也)
9回、左中間越え本塁打を放ちガッツポーズのオリックス・杉本=ZOZOマリンスタジアム(撮影・三好信也)
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 「ロッテ7-5オリックス」(7日、ZOZOマリンスタジアム)

 オリックスは先発の山岡が四回までに5点を奪われる展開。それでも五回には太田が3ラン、七回には杉本の一発で一時は1点差まで追い上げたが、七回に救援陣が踏ん張れず2失点。九回に杉本の2打席連続となる本塁打が飛びだしたが、届かなかった。

 中嶋聡監督は厳しい表情を崩さず、「5点のビハインドですから。なかなか一気には難しい。かえしていったのはいい経験ですね」と諦めない姿勢を示した打線には評価した。

 ただ、心配なのは2併殺に倒れたモヤ。これで14打席無安打と不調が続いている。

 「当たり的にはそんなに悪くなかった。結果は出てないですけど徐々に。なかなか結果が出せていないので焦っているのかなと思いますけど。ライトライナーとか打席の内容はどん底ってわけじゃない」

 打線について、終盤に追い上げを見せたが、石川の前に四回まではノーヒットに抑えられていた点を問題に挙げた。

 「最初の入りのところで点が取れないのが課題。先発に対してどういうアプローチするのかが課題。そういう点がうまくいっていない。うまくいけるようになんとかやっていきたいです」。雨の中、痛い連敗。巻き返しを誓っていた。

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