国学院大・福永、リーグ戦1号が満塁弾 中学時代も神宮で一発
「東都大学野球、国学院大14-1立正大」(7日、神宮球場)
国学院大が大勝し、空き週の中大と8勝2敗で並んだ。今秋ドラフト候補の福永奨捕手(4年・横浜)がリーグ戦初本塁打となる満塁弾。16安打14得点と圧倒した。
高々と打球が舞い上がった。5-0とした四回1死満塁の場面。「反応できた」と左翼席へ突き刺した。リーグ戦1号。記念すべき一発がグランドスラムとなった。
戸塚シニアでプレーしていた2014年のリトルシニア日本選手権でも、神宮で満塁弾を放った経験を持つ。中学以来7年ぶりの思い出の地でも一発だ。
オフには鳥山泰孝監督と課題の打撃を磨いてきた。「マンツーマンの時間はけっこう取ってきたのでうれしい」と指揮官。トップの位置やバットの軌道を修正し、福永も「自信を持ってプレーできている」と力強い。
豪快アーチなどで打点も12まで伸びた。チームはリーグ制覇を懸け、次週で中大との直接対決。「優勝するためにやってきた」と2010年秋以来、2度目の戴冠を目指す。