オリックス・ロメロ 代打同点2ラン 今季初Hは来日5年目で400安打
「西武6-6オリックス」(4日、メットライフドーム)
打った瞬間という当たりだった。2点を追う八回無死一塁、代打の代打で出場したオリックス・ロメロ。左腕・小川が1ボールから投じたシンカーを左翼スタンド上段まで運ぶ同点の2ラン。今季10打席目での初安打、来日5年目で400安打と区切りの一打が千金弾となった。
「安打を打っていなかったので、積極的に打ちにいこうと思った。走者をかえすことを考えていたけどすごくいい結果になった。素晴らしいね」
2年ぶりに古巣へ復帰。コロナ禍の影響で4月3日にようやく来日、隔離期間を経て2軍戦7試合に出場し、1軍昇格。3日・西武戦には来日初の一塁でも出場した。
「1軍では競争。出番を見つけるために頑張りたい」
引き分けで勝率5割復帰とはならなかったが、上位進出へ頼もしい助っ人が加わった。