ヤクルト・田口が6回8安打4失点 リード守れず降板

4回、無失点に抑え、笑顔で指を差すヤクルト・田口=神宮球場(撮影・西岡正)
5回ヤクルト1死二塁、中村の三塁ゴロエラーで生還し、ナインに祝福されるヤクルト・田口=神宮球場(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト-阪神」(4日、神宮球場)

 ヤクルトの田口が、阪神打線を相手に6回8安打4失点(自責2)で降板。移籍後、本拠地・神宮で最長イニングを投げきったが、今季2勝目には届かなかった。

 立ち上がりから粘りの投球が続いた。三回までに3併殺を奪うなど、塁は賑わせながらも要所は締めた。無安打に抑えたのは、四回のみ。最少失点で切り抜けてきたが、六回に代打・陽川に同点適時二塁打を許した。

 田口は開幕2戦目の3月27日に、阪神と今季初対戦。その際にはドラフト1位・佐藤輝(近大)にプロ初本塁打を献上するなど、2回1/3を6安打6失点と崩れていた。また神宮でのマウンドは、今季2戦1敗。いずれも5回持たずの投球で、防御率は12・79だった。

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