「オリックス７－６西武」（２２日、京セラドーム大阪）

　西武は悪夢の大逆転サヨナラ負けで、引き分けを挟んで４連敗となった。

　痛恨のプレーは３点リードの九回２死一、二塁。ジョーンズの三ゴロを処理した佐藤龍世内野手が二塁に送球。代走の小田が滑り込んで微妙なタイミングとなったが、一度はアウトと判定された。

　勝利をつかんだかと思われが、オリックスがリクエストで判定はセーフに覆り、２死満塁とピンチが拡大。打者走者のジョーンズの足を考えて一塁へ送球すれば十分アウトになるタイミングだっただけに、悔やまれるワンプレーとなった。

　ここから守護神の増田が勢いに飲み込まれた。２死満塁からＴ－岡田の３点三塁打で同点。さらに最後は杉本が三遊間を抜く適時打を打たれた。

　野球は９回２死から－。まさにこの言葉を象徴する試合となった。