3連敗中の西武が主導権を握る 金子が先制打 中村の適時打で森も激走
「オリックス-西武」(22日、京セラドーム大阪)
西武は三回、先制に成功した。
1死から8番・山田が左中間を破る三塁打で好機を演出すると、9番・金子が増井の148キロ高め直球を左線にはじき返す先制適時二塁打を放った。
「打ったのは真っすぐです。(山田)遥楓がいい形でスリーベースを打ったので、続くことができて良かったです」と振り返った。
金子はその後、1番・若林の三ゴロで三塁を陥れる好走塁。暴投での追加点につながった。
「ランナーで出ている時は常に先の塁を狙っていますので、結果としていい形で点に絡むことができたと思います」と語った。
さらに、2-1と1点リードした四回、4番・中村の左線適時二塁打で1点を追加し、リードを広げた。
先頭森が右前打で出塁すると、4番・中村は増井の127キロのスライダーを左線に鋭くはじき返す適時二塁打を放った。一塁から本塁まで激走した森に対して「(森)友哉、ナイスラン!」と、笑顔でねぎらった。
現在西武は、引き分けを挟んで3連敗中。このままリードを守り切り、連敗脱出を目指す。