３度のセンバツ優勝を果たし、春夏通算４７度の甲子園出場を誇る広陵が来年４月、女子硬式野球部を創部することが１８日、明らかになった。男子の中井哲之監督（５８）が総監督に就任し、コーチの坂田脩造氏（２５）が監督を務める。

　中井監督は「野球を頑張ってやっていこうという女子選手の手助けができれば。野球を通じて真面目にコツコツと努力していくことで、野球の技術だけでなく人間性も高めていってほしい。女性が野球を頑張っている姿は美しくかっこいい。だれからも人から愛される野球部にしていきたい」と話した。

　現在、広島県内で女子硬式野球部があるのは県立佐伯高と今春創部された山陽高の２校。全国高校女子硬式野球連盟には４月現在、３９校が加盟している。