マー君 8年ぶり復帰登板でいきなり中田に2ラン被弾 154キロ打たれ険しい表情

 1回、中田に先制2ランを浴び、渋い表情の田中将(撮影・金田祐二)
 登板しマウンドのプレートに触れる田中将(撮影・金田祐二)
1回、観戦に訪れた里田まい夫人=東京ドーム(撮影・堀内翔)
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 「日本ハム-楽天」(17日、東京ドーム)

 楽天・田中将大投手が8年ぶりに復帰登板。国内でのシーズン登板は13年10月8日オリックス戦以来、2748日ぶり。公式戦では2013年11月3日の巨人との日本シリーズ第7戦以来、2722日ぶりとなった。

 一回、1番西川に対し、初球は内角スライダーでストライク。2球目も内角直球でストライク。簡単に追い込むと、1球外角に外した後、高め148キロ直球で空振り三振に仕留めた。

 その後、渡辺を遊ゴロ、近藤には最速151キロも計測したがストレートの四球を与えた。そして、2月20日の練習試合で本塁打を浴びた4番・中田には捕手がファウルフライを見失う不運も。その後、5球目の154キロ直球を振り抜かれ、1号2ランを被弾した。打たれた瞬間に本塁打を覚悟し、表情が険しくなった。

 その後、浅間にも右翼線への二塁打を打たれたが、大田は遊ゴロに仕留めた。

 当初、開幕2戦目の3月27日の日本ハム戦での先発を予定していたが、右ふくらはぎを痛め登板回避。3週間遅れで、待望の日本凱旋(がいせん)マウンドを迎えた。節目の日本通算100勝目もかかった一戦に、ファンの期待も高まっている。

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