オリックス“中嶋マジック”七回のピンチに抑えの漆原起用「しびれる場面の投手」
「ソフトバンク4-7オリックス」(13日、ペイペイドーム)
オリックスは今季初の2桁安打で勝利。六回に代打・T-岡田の適時打で勝ち越したあと、七回には1死一、二塁のピンチを迎えるが、ここで1安打に抑えていた先発・田嶋からここまで抑えで起用されてきた漆原にスイッチ。このピンチに漆原は松田を三ゴロ併殺打に仕留めた。
中嶋聡監督は「九回も七回もしびれる場面のところにいる投手。ああいうところでも出します」と信頼を寄せた。
今季は延長戦がないため、出し惜しみはしない。
「あそこで終わりというならどんな形であれ、取りに行く形にしていく」
九回も富山が乱調とみるや、ヒギンスを投入し逃げ切った。ヒギンスは2年目で来日初セーブとなった。
今季初のカード初戦勝利。
「なかなか取れなかったのを取ったのでまず明日ですね。頑張りたいと思います」
14日は中5日で山本を先発させ、連勝を目指す。