巨人の新外国人のジャスティン・スモーク内野手（３４）とエリック・テームズ外野手（３４）が１３日、東京ドームで入団会見に臨んだ。リーグワーストのチーム打率・２１８と苦しむ打線の起爆剤となるべく、新天地での活躍を誓った。

　長所を問われると、メジャー通算１９６発のスモークは「自分はパワーヒッターとして認知されてきた。今までのスタイルが日本でも通用するといいなと思います」と力を込めた。同９６発のテームズも「自分もパワーヒッター。異なる環境に順応するのがうまいと思う。日本流を取り入れていきたい」とかつて韓国球界でも大活躍した実績を口にし、アピールした。

　会見前には育成・直江、横川らを相手にシート打撃を行い、スモークは３９球で安打性４本、うち１本が柵越えで、テームズは３８球で安打性２本だった。目標とする数字について、スモークは「合流が遅れたこともあって具体的な目標はないですが、まずはケガしないように。なるべくいいスタートを切っていい流れに乗りたい」とし、テームズは「一つの信念として、毎日変わらずやるべきことをやり続ける、それに集中しているとおのずと数字はついてくる」と意気込んだ。

　今後は首脳陣らと１日ずつ話し合い、実戦に出場するタイミングを探っていく。原監督は１軍の試合に出る時期として「現実問題、週明けくらいじゃないのかな」との見方を示した。