オリックス 球団ワーストタイ開幕11試合連続2桁安打なし 81年ぶり珍記録
「ロッテ9-2オリックス」(7日、ZOZOマリン)
幕張の風が冷たい。2安打2得点で終わった攻撃が余りに寂しい。オリックスはこれで1940年以来となる球団ワーストタイの開幕11試合連続2桁安打なし。鬼門・ZOZOマリンで81年ぶりに掘り起こされた負のデータが重い。
思うような攻撃をさせてもらえない。三回に太田が今季1号ソロ。七回は2四球などで1死満塁とするも、T-岡田の左犠飛による1点のみ。「(七回は)もらったチャンスでしたからね。自分たちで攻めたものではない」。中嶋監督の言葉が重く響いた。
なぜか抜け出せない。昨季は1勝11敗だった敵地。この日で借金2。相手バッテリーからは3球勝負を挑まれる場面も目立ち「うちにスキがあるということ」と指揮官。ここが踏ん張りどころだ。