巨人・原監督 恨み節…七回終了後突然のコールド負け「もう少しやっていれば…」
「阪神6-2巨人」(6日、甲子園球場)
七回終了後、突然コールドゲームが宣告された。その瞬間、今季初の伝統の一戦での敗戦が決した。ベンチを飛び出した巨人・原監督は、両手を上げて不満げな表情。審判のもとに向かい、説明を求めた。
「ああいう状態ですぐ、ぱっと引き下がるわけにもいかない。普通はグラウンド整備をして、その中で中止なら中止というのがあるけども。しない状態でっていうことで(審判に)聞きにいった」
雨が降る中、試合の途中に何度もグラウンド整備が行われた。ただ七回裏終了後はグラウンド整備をせず。審判員が協議後、唐突に降雨コールドゲームとなったことに疑問を感じた。説明を受けた指揮官は「グラウンド整備してもプレーすることは難しいということ。審判の最良の判断ということなんでしょう」と語った。
試合前から苦境に立たされていた。丸、ウィーラーら複数の主力選手が新型コロナウイルスの陽性判定を受けて離脱。貴重な戦力を欠く中で打線は七回まで2得点と抑えられ「もう少しイニングやっていれば3点(目)は取ったかもしれない」と苦笑いを浮かべながら“恨み節”も飛び出した。
今季2度目の連勝を逃して3位に転落。この悔しさは、白星をつかんで晴らす。