オリックスは今季初ドロー 走塁ミスに中嶋監督「非常によくない」

 9回、田村を投ゴロに仕留め頓宮(右)とタッチを交わす漆原(中央)=撮影・開出牧
 9回、投手交代を告げスコアを見つめる中嶋監督(撮影・開出牧)
 8回、荻野の打球を好捕する吉田正(撮影・開出牧)
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 「ロッテ3-3オリックス」(6日、ZOZOマリンスタジアム)

 両チーム共に決定打を欠いて試合は引き分け。今季初のドローとなったオリックス打線は、12球団唯一となる開幕戦から2桁安打なしの状況となった。

 打線は二回に安達の右前適時打で先制。2点ビハインドの四回には紅林の中前適時打で1点差に詰め寄り、六回に頓宮の2号ソロで試合を振り出しに。自らの一発に頓宮は「変化球が来てうまくさばけた」と手応えを示した。

 また痛い走塁ミスも。四回1死一塁の場面で一走・モヤが二盗を試みたが、自らが盗塁死したと勘違い。その後、三塁側ベンチに戻ろうとした所で二塁手・中村にタッチされ憤死した。中嶋監督も「非常によくない。いい流れをストップしたり、向こうに渡したり」と指摘した。

 一方、先発・田嶋は7回を3安打3失点。悔やまれるのは1点リードで迎えた三回だった。2死一、二塁のピンチを招くとマーティンに一時逆転となる3ランを被弾した。

 試合後は「調子自体も悪くなかっただけに、三回の失点してしまった所は悔しいです。しっかり次につなげられるように反省しなければいけない」と振り返り次戦を見据えた。

 チームは昨年6月にZOZOマリンでのロッテ6連戦で史上初となる同一カード6連敗。加えて同球場での昨季勝敗成績は1勝11敗と大きく負け越していた。

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