早実・清宮弟1回戦敗退 「自分たちがここまで弱いとは」夏はノーシード

「春季高校野球東京大会・1回戦、国学院久我山4-1早実」(4日、ダイワハウススタジアム八王子)

 早実が2019年夏の甲子園に出場した国学院久我山に敗れ、初戦敗退した。日本ハム・清宮幸太郎の弟である福太郎外野手(3年)は「4番・左翼」で出場。八回無死一塁から右中間へ適時二塁打を放つなど2安打1打点と奮闘したが、勝利に導けず。「衝撃的ですね。自分たちがここまで弱いとは思っていなかった」とショックを隠せなかった。

 九回2死二塁となるとネクストバッターズサークルから打線がつながることを祈るように待っていたが、反撃は及ばなかった。今回の敗戦で昨夏の独自大会をのぞけば、夏は16年以来となるノーシード。自身にとって甲子園出場のラストチャンスとなる戦いへ向け、「勝つだけです」と声を振り絞った。

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