DeNA・三浦監督 番長の苦悩は続く…新監督ワーストタイ開幕6連敗

 「DeNA3-7広島」(3日、横浜スタジアム)

 ゲームセットとなり、ナインがグラウンドを見つめるの中、DeNA・三浦監督は力なくベンチを後にし「(結果を)明日変えれるように」と言うしかなかった。新監督として2リーグ制後、ワーストタイとなる開幕6連敗(2引き分けを挟む)。チームとしても開幕6連敗は2009年以来12年ぶりという屈辱的な記録に並んだ。

 投打がかみ合わない。二回、田中俊の犠飛で先制したが、直後の三回。先発の京山が先頭の安部、2死から菊池涼に一発を浴び、一瞬にして勝ち越された。五回には2死無走者から満塁となり坂倉にグランドスラム。右腕はベンチに戻るとタオルで顔を覆った。これには指揮官も「流れが止まる取られ方。2死からも痛すぎる」と苦言を呈した。

 打線もつながりに欠け、6安打3得点。六回、ドラフト2位ルーキー・牧(中大)の2点適時二塁打後も無死二塁の好機が続き、スタンドも最高潮の大きな拍手に包まれていたが、佐野、宮崎、田中俊と打ち取られ無得点。スタンドは静まりかえった。

 外国人不在、先発陣が試合を作れない、リードしても守り切れない。勝てない現実は最悪だが、まだ135試合もある。踏ん張らないといけない。こんな時こそチームスローガンの「横浜一心」で長いトンネルを抜け出すしかない!

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