ライト一歩も動けず…ヤクルト・村上が特大の4号2ラン 球場からどよめきも
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「巨人-ヤクルト」(3日、東京ドーム)
ヤクルトの村上宗隆内野手が、2試合連発となる先制4号2ランをたたき込んだ。
2死三塁と巨人・戸郷の立ち上がりを攻めた好機。そこで村上が打席に入ると、その初球だった。150キロの直球をフルスイングで捉えると、打った瞬間に観衆はどよめきと拍手。右翼手の梶谷が一歩も動けないほど、会心の当たりで右翼バルコニー席まで運んだ。
村上はこれで今季4安打目。いずれも本塁打だった。球団広報を通して、「昨日のいい感覚のまま打席に入ることができました。先制のチャンスだったので、なんとか走者を返したかった。甘い球でしたが、ミスショットすることなくしっかりと自分のスイングができました」とコメント。打率は1割台へと沈むが、今季7打点目と着実に状態を上げている。
またこの日は山田が下半身のコンディション不良で欠場。青木、内川に続いて、主力が続々と戦列を離れている中、2日のヒーローインタビューでは「僕がしっかりしないといけない」と表情を引き締めていた。