DeNA・三浦監督 遠い初星開幕3連敗 3点差守れず八回大暗転

 「DeNA4-5ヤクルト」(30日、横浜スタジアム)

 悔しさを全て自分の胸の中に押さえつけた。試合後、DeNA・三浦監督は「悔しいです」と一言。逆転負けで、引き分けを挟んで12年ぶりの開幕3連敗。今季初白星はまたもお預けとなった。

 3点リードして迎えた八回。石田をマウンドに送り出したが、先頭の山崎に四球。2死後、村上に四球を与え、2死一、二塁とし、内川に適時打を浴びた。ここで山崎に代わったが、塩見に同点となる2点適時二塁打。続く代打・川端には初球を捉えられ、勝ち越しを許した。制球を乱した石田に指揮官は「うーん、慎重になりすぎてるのかな」と表情を曇らせた。

 今季は「七回の男」として起用する山崎を、急きょイニング途中からの投入になったことに、「慣れないところで途中でいってもらって申し訳なかった」と三浦監督。ここまで登板した3試合全て失点中の石田に対しては、「やってもらわないと。本来の投球を取り戻して」と修正を期待しつつ、信頼は変わらない。

 開幕から勝てない試合が続いている状況に「一つ勝つのは大変と感じている。勝ちにつなげられないのは監督」と自らを責めた三浦監督。それでも最後は「あしたこそは」と前を向いた。

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