ヤクルト・高津監督、2度の犠打失敗に怒り「すごく大きな2アウト」

 4回、犠打を試みるも一飛となり悔しがる小川(撮影・高石航平)
 4回、サンズにソロを許した小川(撮影・高石航平)
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 「ヤクルト3-4阪神」(26日、神宮球場)

 ヤクルトが、接戦を制せず。2021年は黒星発進となった。

 3度追いついたが、同点で迎えた八回、昨季の最優秀中継ぎ投手・清水がサンズに決勝ソロを浴び、最後はあと一歩届かなかった。

 残塁数は11。5四球と不安定だった藤浪を打ち崩すことができず。高津監督は「1回も勝ち越せなかったのでね、ずっと追う展開というのは難しかったですね」とあと1本が出なかった敗戦を悔しがった。

 

 敗因の一つが、2度の犠打失敗だ。四回の1死一、二塁の場面で小川が打球を打ち上げてしまい、一飛に凡退。さらには八回。無死一塁で、代打・古賀が犠打のために送られたが、これを2球失敗した上で、最後も手が出ず。見逃す形で三振に斬って取られた。

 高津監督もこれにはおかんむり。「こんなことをしていたら勝てないですね、絶対に。すごく大きな2つのアウトだったと思います」と厳しい表情だった。

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