巨人が新たな感染対策 来場者に無料抗体検査など健康管理 西武も実施

 巨人は16日、4月25日・広島戦(東京ドーム)の来場者を対象とし、希望者にスマートフォンのアプリを利用した新たな感染対策の取り組みを実施すると発表した。

 巨人と読売新聞社、医療ICT事業を展開する株式会社アルム(東京都渋谷区、坂野哲平代表取締役社長)(http://www.allm.net/)との共同となる。試合前の一定の期間、アプリに入力する体温や体調の変化、新型コロナウイルスの抗体検査の結果などを分析し希望者の健康管理を無料でサポートすると同時に、スポーツイベントの適切な感染対策に役立てることが目的。アプリのダウンロードや抗体検査の費用はかからない。

 協力者には「アルム」が開発した健康サポートアプリ「MySOS」をスマートフォンにダウンロードした上で試合前の7日~10日間、毎日、体温や体調などを入力してもらう。試合5日前までには、アルムから送付する検査キットを使って抗体検査を受けてもらう。専用アプリによる健康観察や抗体検査の結果などによっては、新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査を勧める場合があるという。

 PCR検査は試合3日前から前日までの3日間、「アルム」が提携する都内4カ所の検査施設において無料で実施(アプリ利用時の通信料や検査施設までの交通費等は自己負担となる)。協力者には試合観戦後の健康相談にも応じる。

 「MySOSアプリ」のダウンロードなどの応募方法や詳しい内容については後日、巨人の公式サイトで案内する。

 なお西武も4月18日・ソフトバンク戦(メットライフドーム)でアルムと共同で同様の取り組みを実施する予定。

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