「オープン戦、日本ハム－巨人」（７日、札幌ドーム）

　巨人のドラフト５位・秋広優人内野手（二松学舎大付）が、自身オープン戦初のマルチ安打を放った。「９番・一塁」で先発し二回２死一、二塁の場面では左前打と広角打法を披露。七回には中前に鮮やかに運んだ。

　３日・ヤクルト戦でオープン戦初出場し、同戦の第１打席から６日・日本ハム戦の第１打席まで４打席連続三振。だが６日・同戦の五回にオープン戦初安打となる右前打を放ち、「一本出て安心しました。開幕１軍という目標に向けて生き残れるようにアピールできれば」と語っていた。

　高卒新人が３月のオープン戦期間中に１軍に帯同していること自体が巨人では異例だが結果を出し、開幕１軍入りもたぐり寄せる。