オリックス・ジョーンズ 変わった!右方向へ一発、右中間への安打も

 「オープン戦、DeNA0-5オリックス」(6日、横浜スタジアム)

 オリックス・ジョーンズが変わった。五回には左腕・浜口の変化球を右翼スタンドへ運ぶ技ありの一発。昨季12本の本塁打は左方向10本、中堅方向2本と1本もなかった右方向への本塁打が変化の兆しだ。

 「結果的に本塁打になったということは良かったけど、まだオープン戦。シーズンをいいコンディションで迎えられるように、これからも変わらず準備をしていくだけだね」

 三回には2死一塁から右中間への安打でチャンスを広げた。

 中嶋監督は「引っ張り1本じゃないのは非常に良かった。あっちに打っていったら率も良くなる」と手応えを口にした。

 好調な打撃に新たなオプションも加わる。この日は試合前にゲーム形式のノックを行いジョーンズは一塁に入った。指揮官は「昨日のこと(安達のコロナ陽性)もあるし、何があってもおかしくない。柔軟に試していこうかなと思います」。昨季はなかった一塁での起用も示唆。2年目の助っ人に“本物”の雰囲気が漂ってきた。

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