オリックス 高卒2年目の宮城が開幕ローテへ前進 5回2安打無失点の好投

 5回無失点と好投した宮城(撮影・伊藤笙子)
 4回、中井を併殺打に打ち取り、握り拳をつくる宮城(撮影・伊藤笙子)
 力投する先発の宮城(撮影・伊藤笙子)
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 「オープン戦、DeNA0-5オリックス」(6日、横浜スタジアム)

 オリックスの先発、2年目の宮城大弥投手が5回2安打無失点の好投。開幕ローテ入りへ大きく前進した。

 宮城はMAX149キロの速球に宝刀スライダー、最遅100キロの大きく曲がるカーブをまじえDeNA打線を翻弄(ほんろう)した。

 四回には1死から細川に死球、佐野に右前田、宮崎に死球で満塁のピンチを迎えるが、中井をスライダーで遊ゴロ併殺打に仕留めた。

 「なかなかいい感覚で投げられました。アウトコースのまっすぐだったり、大きいファウル打たれたあとのまっすぐだったり。いい球を投げられたのかなと思います」

 最大の収穫はカーブ。

 「カーブを意外と振ってくれた。スライダーは大きく曲がると死球になってしまった。修正していきたいです」

 中嶋聡監督はローテ入りの明言こそ避けたが、「良かったですね。(満塁?)ああいうところでもなかなか四球にならない投手。非常にいいと思います。ずっとキャンプのときからきょうも順調に来ていると思いますよ」と高評価していた。

 宮城は開幕ローテーションについて「先発の人はみんな狙っている。自分も必死にローテーションを取れるように頑張りたいです」と意気込んでいた。

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