プロ注目の中央学院大・古田島&山崎がそろってオープン戦上々発進!3球団視察

二枚看板としてチームを支える中央学院大・古田島(右)と山崎
オープン戦初登板で3回1失点だった中央学院大・古田島
オープン戦初登板で2回無失点と好投した中央学院大・山崎
3枚

「オープン戦、中央学院大8-1日大」(3日、日大グラウンド)

 プロ注目の二枚看板がともに上々のスタートを切った。中央学院・古田島成龍投手(3年・取手松陽)と山崎凪投手(3年・千葉英和)が今年初の対外試合にそろって登板。巨人など3球団スカウトの前でアピールした。

 先発した最速151キロ右腕の古田島は明確なテーマを持ってオープン戦の“開幕マウンド”に立った。「昨シーズンまで変化球でけっこうかわしてきていたので。もう一度、いまの時期は真っすぐにこだわりを持って」。ツーシームを痛打されて3回1失点ながら、高めの直球で空振り三振に斬るなど思惑通りのボールも投じた。

 八回から4番手として登板した山崎は持ち味を発揮した。九回に味方の拙守が絡み、無死一、二塁とされた場面。「ピンチとかでそんなにすごい慌てたりしないと思うので」。動じることなく、2回無失点。直球、スライダーを主体に4つの三振を奪った。

 よくキャッチボールのコンビを組むなど、Wエースとしての思いを共有している。「いいライバルっていう感じです」と古田島。投げ込みで追い込んできた影響で、互いにこの日の内容には満足していない。山崎が「もっと全然よくなる」と力を込めたように、本番へ向けきっちり仕上げていく。

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