“青い稲妻”元巨人・松本匡史氏 玉川大監督に就任
元巨人で“青い稲妻”の異名を持つ松本匡史氏(66)が4月1日付で首都大学野球リーグ2部・玉川大の監督に就任することが2日、わかった。早ければ3日にも発表される。同氏は昨年4月から同大学の特別コーチとして指導していた。
現役時代に俊足の外野手だった松本氏は「次の塁を狙う積極性のある走塁をしていきたい。いかに足を絡めて点を取るか」と意気込んだ。現在もセ・リーグ記録のシーズン76盗塁(1983年)を打ち立てた“足攻”をナインに注入する。
玉川大はコロナ禍で活動が制限され、昨秋2部9位に沈んだ。年明けの練習が始まったのは先月22日。苦境の中でも松本氏は「基礎の反復練習をしっかりやってミスを減らす」と、創部以来初の1部昇格へ地道に鍛える。