巨人・原監督 広岡獲得の狙いを説明「勇人の次がなかなか」「北村もいるけれど」

東京ドームを訪れ、原監督(右)と言葉を交わす巨人の長嶋茂雄元監督=2日、東京都文京区(球団提供)
ナインを激励する巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(左)=東京ドーム(球団提供)
東京ドームを訪れ、巨人の全体練習を原監督(右)と見守る長嶋茂雄元監督=2日、東京都文京区
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 巨人・原辰徳監督(62)が2日、田口との交換トレードで加入した広岡大志内野手(23)に「坂本2世」となることを期待した。

 2019年には10本塁打をマークした。遊撃も守れ、パンチ力を備えている大型内野手だ。「うちにはいないタイプですよ。右の大型選手というのは勇人(坂本)の次がなかなか出てきていない。北村もいるけれど、将来的なことを考えて中心選手に必ずなってくれるだろうと」と期待を込めた。

 早速、3日の練習試合・ヤクルト戦(東京ドーム)から1軍に合流させる。「明日ちょっと早めに来させて。サインプレーというものが絡んで、ピッチャーも協力してくれるということなので」と指揮官。広岡にとっては、移籍後初の対外試合の相手が古巣となる可能性もある。

 また、指揮官は「双方にとってね、いいトレードになるというのは双方が活躍することである」とし、「田口は打倒ジャイアンツ、われわれは戦う時には打倒田口というところで」と巨人を去った左腕へのエールも忘れなかった。

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