ソフトバンク し烈なローテ争い 武田&大竹がともに好投

 「練習試合、ソフトバンク-ロッテ」(25日、アイビースタジアム)

 ソフトバンクの開幕ローテ入りを狙う2投手が好投した。

 先発した武田翔太投手は3回1安打無失点。唯一走者を許した初回も最後はロッテ3番の中村奨を二ゴロ併殺打に仕留めて、打者9人を31球で抑える内容だった。「全体的に良かったとも思います。今日は力まないことがテーマだった」と納得顔。ここ数年は投げることが少なかったカーブを多投し、「やはり僕の生命線はカーブ。カーブが自由自在に使えれば、真っ直ぐももっと生きる」と手応えを感じていた。

 そして五回から3番手で登板した大竹耕太郎投手も3回2安打無失点。こちらも球数30球と省エネ投球だった。「前日、工藤監督に『リズムとタイミング』というアドバイスをいただき、テンポを大事に投げました」と収穫を得た様子だった。

 ソフトバンクの開幕ローテは6枠のうち、開幕投手の石川、ベテランの和田までが工藤監督の口から明言されている。さらにサブマリン右腕の高橋礼が有力で、残り3枠が争われている。武田、大竹ともに昨季は2勝どまり。巻き返しを誓う両腕がサバイバルレースで一歩前進した。

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